あれこれ考えながら飯食ってたら

なに書こうとしてたかすっかり忘れてしまった。

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年末から今日にかけて、いつになく忙しない予定をこなしていた。
遊びに行った日とかも除くと、丸一日ゆっくり家で過ごす日というのは今年に入って実に二日目だ。もっと言うと、前回はあかまさんが家にいたから、一日ひとりで過ごすのはなんと今日が今年に入って初ということになる。もう11日も経ってるのに。

いいとか悪いとかではなく、一般的な成人と比べてどうとかでもなく、俺にとってはこれがけっこう大変だった。病院にも行きそこなってしまったせいで睡眠薬も切れた。ので、実はあんまり眠れていない。でも今日外出すると確実にMPが削れて明日死ぬので今日はもう家にいることにして、明日は用事があるから、明後日病院に行こうと思っている。

というようなスケジュールのハンドリングが、めちゃめちゃに苦手なのだ。だからぶっちゃけ予定があるだけでストレスだ。時間が決まっていたりすると最悪だ。そのへんはまあ、苦手なのはもうわかりきってるから、どうにかやっていくしかないわけだけども。

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なんてことを言っていたら、だんだん何を書こうとしていたか思い出して来たような気がする。そうだ。紅茶を淹れたことを書こうとしていた。紅茶を淹れたこと、それがアールグレイであること、ミルクティーにして飲む予定であること。

あと、ここにロータスのビスコフが2つだけあって、袋の裏には「EVERY COFFEE NEEDS A LOTUS」なんて強気なことが書いてあるけれど、紅茶だってビスコフを欲しているかもしれない、みたいなよくわからないことも付け加えようとしていたような気がする。

ここまで読んで、今日の木乃さんの文章、なんかおかしい、読みづらいな、と感じた人は、それは親父のせいなのでちょっと今日は許してほしい。たぶん明日には直っていると思う。

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影響を受けやすい性格だ。本とか読むと、それからしばらく思考がすべてその地の文調に変わってしまう。笑っちゃうけど本当だ。言語で思考するタイプなので。

以前、父が書いた小説を受け取った。読了していない。思い返すとこれが去年の正月のことで、どうも丸一年寝かせていたことになるらしい。ということを昨日、何かのきっかけで思い出したので久しぶりに引っ張り出してきて読んでみた。読み終えることはできなかった。

父の文章は回りくどい。言わなくてもいいことをくどくどと重ねて書いてある。まず一文が長すぎるし、そのうえ一段落も長すぎる。そういうのが好きな人は好きかもしれないが、そうじゃないたいていの人は「読みづらいな」と感じるだろう。

たとえば上の、ビスコフのくだりとか、ぜんぜんなくてもいいわけで。そういう、「ぜんぜんなくてもいい」くだりが無限に続き、なかなか本題に入らないので、読んでいるうちに息切れしてしまうのだ。

そうは言っても父なので、その回りくどさはもちろん俺にも備わっている。くどくどと考え、くどくどと述べたうえ、結局なにが言いたいのかよくわからずに終わる、なんてこともざらにある。きちんと考えないで文章を書いたり、酔っ払ってしゃべったりすると、たぶんそうなる。

しかし、木乃さんという人になると話は別で、この人の小説は「読みやすいですね」と言われることがなかなかに多い。別にマウントを取りたいわけじゃない。くどくどと思考したものだからといって、くどくどと吐き出さなければいけないということはないのだ。文章を切って、段落を変えて、思いついた余計なことは胸にしまっておくか、TwitterかBlogででも吐き出せばよろしい。

そうできない事情があるのか、敢えてやっていないのかでいうと、父に関してはたぶん後者だ。いいか悪いかについてはわからない。じゃ、読みやすくてさっぱりした文章を父が書けるのかと言われても、それもわからない。読んだことないし。そもそも父は小説書きではなく、どちらかというと短歌の畑の人だ。

いや、父は短歌もくどいと思うけど。俺は。

さんざん父親の悪口を言って、いったい何が言いたいんだ、と思うかもしれないけれど、これは日記帳なので特に結論なんかはない。思ったことを俺がまとめておくために書いた。だからこの話はこのままここで終わる。

万が一、父がこれを読んでいたら、文章と段落を区切るともっと読みやすくなると思います。同じことは繰り返さずとも大丈夫です。あと、話を途中にしたまま別の話に入るのは読者が混乱するのでやめたほうがいいと思います。推理小説でも、一行目で死体を出せ、みたいなノウハウがあるぐらいだし、とにかく一行でも早く本題に入らないと読者は飽きます。以上です。

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